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タヒチについて

タヒチの基本情報

タヒチとその島々

タヒチとその島々の正式名称は「フランス領ポリネシア(FRENCH POLYNESIA)」。一般には「タヒチ」と表現されています。タヒチは、ソシエテ諸島/ツアモツ諸島/マルケサス諸島/オーストラル諸島/ガンビエ諸島の5つの諸島群にわかれており、全部で118の島々があります。ソシエテ諸島にある島々は高い山とラグーンのコンビネーションが美しく、見事な景観で有名なボラボラ島やモーレア島、首都パペーテのあるタヒチ島、ポリネシア文化の歴史を目の当たりにできるライアテア島やフアヒネ島などが属しています。 

フライト

エア タヒチ ヌイ 現在、タヒチへの直行便は「AIR THAHITI NUI/エア タヒチ ヌイ航空」の1社のみ、運航(週2便)しています。
搭乗時には乗客一人ひとりに純白の国花「ティアレ・タヒチ」をプレゼントするなど、温かなホスピタリティでお迎え。英スカイトラックス社の「ワールド・エアラインアワード」で2003年から6年連続で「太平洋地区ベストエアライン賞」を受賞するなど、最新テクノロジーで楽園への旅を快適にサポートいたします。

エアタヒチヌイ オフィシャルサイト(www.airtahitinui.com/jp-ja)

1、フライトスケジュール
 ・往路/TN 87(成田→タヒチ):火曜日と金曜日の20時00分発(夜出発)
 ・復路/TN 88(タヒチ→成田):木曜日と月曜日の08時30分発(午前出発)
 ※時期により、上記以外の特別便や発着時間が多少前後いたします。下記URLよりご確認くださいませ。
  →エア タヒチ ヌイ オフィシャルサイト(日本発着便スケジュール)

2、渡航スケジュールのめやす
 上記のフライトスケジュールにより、多くのツアーは下記日程で催行されています。
 ・3泊5日:金曜日出発→火曜日帰国(現地:金曜日着~月曜日発)
 ・6泊8日:火曜日出発→翌火曜日帰国(現地:火曜日着~翌月曜日発)
 ・6泊8日:金曜日出発→翌金曜日帰国(現地:金曜日着~翌木曜日発)
 ・9泊11日:火曜日出発国→翌々金曜日帰国(現地:火曜日着~翌木曜日発)
 ・10泊12日:金曜日出発国→翌々火曜日帰国(現地:金曜日着~翌月曜日発)

 →ツアー一覧 ページ

位置

タヒチとその島々は、日本(東京)から9,500km離れた南太平洋にあり、ほぼ西ヨーロッパ全域に相当する400万平方キロの広大な海域を占めています。日本から直行便で約11時間の距離。首都パペーテのあるタヒチ島は南緯17度32分、西経149度34分にあり、カリフォルニアとオーストラリアのほぼ中間に位置しています。 

気候

タヒチとその島々は亜熱帯海洋性気候に属し、年間の平均気温が27℃、海水温の平均が26℃という「常夏の楽園」です。年中そよぐ太平洋貿易風のおかげで、年間を通して心地よく過ごすことができます。南半球にあるタヒチは11月から3月にかけてが真夏にあたり、南の島ならではの雰囲気と、咲き乱れる美しい南国の花々を楽しむことができるシーズンです。4月から10月は若干気温が下がりますが、それでも最低気温は23℃前後、最高気温は28℃前後と、極めて過ごしやすい時期となります。 
気候 気候

言語

公用語はフランス語とタヒチ語ですが、ホテルやレストラン、大きな土産物店、観光に携わる人々は英語を話す事ができます。免税品店、ダイビング・ショップ、高級リゾートなどでは日本人、または日本語を話せるスタッフがいる場合があります。 

人口

約245,000人(2003年2月現在)。人種構成は83%がポリネシア系(20%の混血を含むマオリ)、12%が欧州系、5%が中国系となっています。この内、17万人ほどがタヒチ島に住み、首都パペーテの人口はおよそ26,000人です。 

時差

日本より19時間遅れています。ハワイと同じ時間帯に属しています。日本時間からタヒチの現地時間を計算するには、「日本時間に5時間を足し、日付を1日遅らせる」と簡単です。例えば、日本時間が月曜日の昼12時の場合、現地時間は日曜日の午後5時になります。 

歴史

ポリネシア人は、東南アジアから渡来した海洋民族がそのルーツをだとされています。紀元前10世紀頃から移住の船旅を開始し、紀元後5世紀から10世紀にかけてその最盛期を迎え、サモアからマルケサス諸島やソシエテ諸島へ、更に遠くハワイ・ニュージーランド・イースター島へと移住の航海を続けていった民族だとされています。 
1767年にイギリスのサミュエル・ウォリスがヨーロッパ人にタヒチを最初に発見し、続いて1768年にフランス人のブーゲンビル、翌1769年にはジェームズ・クックがタヒチを訪れています。史実「戦艦バウンティー号の反乱」で有名なブライ船長がパンノキの採取でタヒチを訪れたのは1788年の事。その後、タヒチはポマレ統一王朝によって支配されていましたが、1880年にフランスの植民地となり、1957年にフランスの海外領土に昇格した後、現在では広範な自治権を確立しています。 

タヒチマップ

タヒチマップ タヒチとその島々は南太平洋のほぼ真ん中に位置しており、
世界の主要都市からアクセスすることができます。
東京からの距離は約8,800kmで飛行時間は約11時間。
エア タヒチ ヌイの直行便が就航しています。

タヒチの島々の紹介

ソシエテ諸島

ソシエテ諸島は、ボラボラ島を含む風下(リーワード)諸島と、タヒチ島、モーレア島を含む風上(ウインドワード)諸島からなっており、比較的海抜の高い、緑豊かな熱帯の島々によって構成されています。その中心はフランス領ポリネシアの中で最も大きなタヒチ島で、首都パペーテは行政の中心となっています。また、観光で有名なモーレア島、フアヒネ島、ライアテア島、タハア島、ボラボラ島、マウピティ島などの島々はこの諸島に属しています。 

タヒチ島

タヒチ島は仏領ポリネシア最大の島で、人口22,000人を超える首都パペーテがあり、この島にあるファアア国際空港がタヒチ旅行の玄関口となります。人や物が集まるパペーテでは、タヒチならではのお土産物を見つけたり、いまだ素朴な雰囲気を残すエリアのビーチでのんびりしたりと様々な過ごし方をお選び頂けます。また、ゴルフやダイビング、サーフィンなどのスポーツも気軽にお楽しみ頂けます。観光名所やレストラン、ショップも多くありますので、ガイドブックを片手にアクティブに過ごしてみてはいかがでしょう。
タヒチ島について

モーレア島

タヒチ島のシスター・アイランドと呼ばれるモーレア島は,タヒチ島の目と鼻の先にある、アクセスに大変便利な島です。映画、「南太平洋」の舞台ともなったこの島は、有名なバリハイをはじめとする美しい山並みと、すきとおった水のブルーのラグーンで有名です。多くの土産物店をはじめ、人気のアクティビティーも数多く揃ったモーレア島は、ご家族での旅行にも最適です。穏やかで素朴な人々の生活や、品質の良いパイナップルもよく知られています。
モーレア島について

ファヒネ島

濃い緑の山と、淡いラグーンの景色で有名なフアヒネ島は、古代ポリネシア宗教の歴史的遺跡の宝庫です。丁寧に再現された祭祀殿跡にたたずむと、かつてこの島々に住んだポリネシア人達の息吹が聞こえてくるようです。手つかずの自然が多く残っているのもこの島の魅力のひとつです。ひとけのない、静かな時間を過ごしたい方々にはうってつけのリゾートと言えるでしょう。

ライアテア島、タハア島

ライアテア島はかつて聖なる島「ハバイキ」と呼ばれ、ポリネシア人が最初に定住した島だといわれています。様々なポリネシアの神話に語られるこの2つの島にある数々の観光スポットは、独特の神秘的な雰囲気を漂わせています。ライアテアでしか見られない珍しい花「ティアレ・アペタヒ」が咲き、ポリネシアのオリンポスにあたる「芳香の楽園」テメハニ山は、いまだ現代社会の喧騒とは無縁のこの島を静かに見守っています。ライアテア島とタハア島を隔てるラグーンは、サファイヤ色とエメラルド色に輝き、豪華クルーズ船やボートクルーズを楽しむ人々の天国となっています。神秘的で美しいラグーンに囲まれたタハア島には、人里はなれた小島にラグジュアリーな最新リゾートがあることでも有名です。

ボラボラ島

ボラボラ島は、その美しく、無限とも思えるブルーラグーンのグラデーションと、そこに映える神々しいオテマヌ山の景色から「太平洋の真珠」と称さていれます。そこでは多くのラグジュアリー・ホテルや、アットホームなペンションが皆様をお待ちしています。他の世界から完全に隔絶されたような空間を提供する水上バンガロー。大切な人との大事なひとときを心に刻み込むために多くの人々がこの島を訪れ、そして再びこの島を訪れます。
ボラボラ島について

マウピティ島

ポリネシアの神話の中でマウピティ島は、かつてライアテアやタハアと寄り添う姉妹島でした。しかし、タヒチ語で詩的に「マウルア・イ・テ・ラ」(太陽の島)とも呼ばれたマウピティは、その美しさ故に妬まれて、そこを追い出されてしまったと伝えられています。ボラボラ島に勝るとも劣らないその美しさと純朴さのため、いまだ多くの人々に愛される島の一つとなっています。

ツアモツ諸島

ツアモツ諸島は海抜の低い環礁の島々の集まりで、ほんのわずかに陸地がある特徴的な島々です。それぞれの島はリング状の珊瑚礁から成り、その中心部には巨大なラグーンが形成されています。島々を訪れる方々を美しいクリスタル・クリアウォーターへと誘うと共に、タヒチ特産の黒蝶真珠の養殖に最適な環境となっています。ランギロア島やティケハウ島、マニヒ島、ファカラバ島などは、その美しい景色をひと目見ようと訪れる旅行者が多くあります。

ランギロア島

広大な空を意味する「ライロア」という言葉が、この壮大な島の名前の由来です。ランギロアはフレンチ・ポリネシア最大の環礁の島で、地球上の4大環礁の一つでもあります。
ジェイド・グリーンからターコイズ・ブルーと様々な色に輝くラグーンの比類ない美しさは、太平洋の真ん中に連なるこの島を訪れる旅人を圧倒します。そこではツアモツの温かい人々のおもてなし、絵葉書のような景色、夜空全てを覆い尽くす満天の星が皆様をお待ちしています。
ランギロア島について

ティケハウ、マニヒ、ファカラバ、その他の島々

ランギロア島と同じく、美しい環礁に守られたティケハウ島・ファカラバ島・マニヒ島は、美しいラグーンとダイビング、そして黒蝶真珠で有名です。プライベートな空間で、のんびりとした時間を過ごすにはうってつけの環境です。自然の多く残るこの島々で時間を忘れて過ごすひとときは、何ものにもかえられない、ここを訪れた人々だけの宝物となる事でしょう。信じられないほど美しい景観に加え、ポリネシア流の温かでアットホームなサービスも、この島々ならではの魅力です。

マルケサス諸島

マルケサス諸島は赤道近くにある海抜の高い島々の集まりで、切り立った崖や奧部深い谷などが印象的な島々です。緑濃く、険しい峰には野生の馬や山羊、豚などが生息しています。ヌクヒバ島やヒバオア島、ウアポウ島、ウアフカ島などはその名をよく知られており、亜熱帯のジャングルや手付かずの自然の多く残る場所を求める旅行者にとって見どころは多くあります。ヒバオア島はまた、後期印象派の画家ポール・ゴーギャンが最後に移り住んだ場所としても有名です。

ヌクヒバ島、ヒバオア島とその他の島々

マルケサス諸島独特の形状の山並みは、一度見たら忘れることが出来ません。緑濃い、亜熱帯のジャングルの香りを楽しみながら、他では味わうことの出来ないゆったりとした時間の流れに身を任せます。そこに住む温かな人々との出会いも忘れられない思い出となることでしょう。また、ヒバオア島は、画家ポール・ゴーギャンと、シャンソン歌手ジャック・ブレルの、最期の休息の地としても知られています。 
マルケサス諸島独特の形状の山並みは、一度見たら忘れることが出来ません。緑濃い、亜熱帯のジャングルの香りを楽しみながら、他では味わうことの出来ないゆったりとした時間の流れに身を任せます。そこに住む温かな人々との出会いも忘れられない思い出となることでしょう。また、ヒバオア島は、画家ポール・ゴーギャンと、シャンソン歌手ジャック・ブレルの、最期の休息の地としても知られています。 

オーストラル諸島

オーストラル諸島はタヒチの諸島群の中で最も南側に位置し、野性的な自然にあふれた海抜の高い島々から成っています。熱帯植物から温帯植物までその種類は豊富で、その環境は特に市場向けの農業に適した、仏領ポリネシアの食料庫。そこに住む人々は素朴で温かです。また、オーストラル諸島の島々は6月から10月にかけて、温暖で水深の浅い海を求めてクジラが集まってくることでもよく知られています。

ルルツ島、ツブアイ島とその他の島々

ルルツ島は、南氷洋から子育てのために北上してくるザトウクジラのホエール・ウォッチングで有名な島です。周囲はほぼ垂直に海面に落ち込む断崖に取り囲まれ、その地下には伝説に彩られた洞窟や地下トンネルが無数に広がっています。ツブアイ島は、オーストラル諸島の中心の島に位置しています。島はほぼ円形に近く、穏やかな姿が特徴的です。大らかで温かいタヒチアンとの出会いと、手つかずの美しいラグーンを求める人々がこの島々を訪れます。 

ガンビエ諸島

浸食の進んだ太古の火山口の名残であるマンガレバ島や、その近隣の比較的海抜の高い島々から成り、フレンチ・ポリネシアの東端に位置しています。あまり旅行客の行かないこれらの島々は黒蝶真珠の養殖に適し、大規模な養殖場も数多くあります。 

マンガレバ島

18世紀のポリネシアにおけるカトリック揺籃期の地であったガンビエの島々には、教会をはじめ司教館、修道院、学校、織物工房、パン焼き窯も監視塔など100を超える石造建造物が現在も残っています。